若いうちは、特に問題になりませんが、加齢にり、骨がもろくなり、骨粗しょう症になる人が増えています。傾向としては女性が特に多く、老齢になってから、骨折をするとそのまま、筋力が衰え寝たきりになる危険性もあります。人生100年時代をQOLで生き抜くにはやはり、若いうちから骨密度をあげ骨を丈夫にしておくのが対策としてはよいでしょう。骨を丈夫にすることで老化防止を行いましょう。
丈夫な骨を作るコツ。
人生100年時代をQOL(クオリティ・オブ・ライフ)で生き抜くための丈夫な骨を作るコツについてです。
骨を丈夫にするためには、まず、骨に適度の負荷を与えてやることです。
そして、それに加え、丈夫な骨を作る為の栄養です。
骨を丈夫にする3箇条は次の三つです。①適度な運動②カルシウムを十分とる③日光に当たる、です。
もともと、カルシウムは、骨を丈夫にするだけでなく、細胞の機能を正常に保ったり、細胞の成長を助けたり、内分泌系システムの調整など、様々な働きをしています。
そして、骨はカルシウムからできていますが、カルシウムの体内の貯蔵庫でもあります。
そして、体内で必要に応じて骨のカルシウムを取り崩して使われます。
これが骨がもろくなる原因にもなります。
そして、骨は約2年で新しく生まれ変わります。つまり丈夫な骨つくりは、2年は必要という事になります。
骨は運動による負荷で、丈夫に作り替えられ、その時、カルシウムが必要になり、適度の日光浴は、カルシウムの吸収を良くします。
女性は、カルシウム不足になりがち。
女性は、カルシウム不足になりがちです。
女性は大量のカルシウムが必要です。
思春期の少し前くらいの時期から骨の形成活動が活発化するので、12~13歳頃より、カルシウムを多く摂る必要があります。
そして25歳を過ぎると、今度は逆に年に1パーセントづつ骨密度が減少していきます。
やはりカルシウムをこの時期もしっかり摂ることが大事です。
そして閉経後も、さらに、カルシウムの摂取量を増やす必要があります。閉経に伴い、ホルモンバランスが崩れ体に変調が現れます。
例えば腸の消化吸収能力で、吸収能力が低下し、その結果年に2パーセントの割合で、骨密度が低下します。その分多くのカルシウムの摂取を心がけないといけません。
人生100年時代を生き抜くのに骨折は大変なリスクになります。高齢で骨折で1か月程度の入院になっった場合筋力が衰え認知機能も弱る場合もあります。
カルシウムの摂取必要量。
高齢になった場合のカルシウムの摂取必要量についてです。
通常毎日最低でも600mgのカルシウムの摂取が望ましいのです。
そのうえで女性の場合、一生を通じて、十分なカルシウムが必要で、思春期から閉経前までは、一日1200mg。
閉経後は吸収率が悪くなる分を考え一日1500mgの摂取が望ましいのです。
足りない分はサプリメントで補給すれば、そんなに難しいことではないと思います。
その時、マグネシウムがカルシウムの吸収を良くする働きがあるので、マグネシウムを多く含む玄米、ナッツ、そば、小麦胚芽、酵母、豆腐などを食べると良いと思います。
運動と日光浴
骨を強化するための運動は、有酸素運動のウオーキング、ジョギング程度で効果があります。運動はカルシウムの吸収を高めます。
具体的には、運動によって、骨に微細なクラッキングが起き、そこの隙間にカルシウムが充填され、骨密度が高くなります。
また、日光浴は、日差しの弱い早朝、夕方であれば肌のダメージはほとんどないので、一日15分程度の日光浴で、体内でビタミンDが合成され、ビタミンDはカルシウムの骨への吸収を高めます。
まとめ
今回は「加齢による骨折を今のうちに防ぐコツ。」というテーマでお送りしました。
高齢になっての骨折は非常にハイリスクなのでカルシウム摂取が特に必要な女性に必要とされるカルシウム摂取量と骨密度を高める生活習慣について述べ骨を丈夫にするこてで老化防止のおこなうという内容でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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